産業医研修

化学物質の自律的管理の実践 Q&Aを踏まえて  【吉川 昌毅】<更新2単位予定>

日時 2025年01月18日 (土) 14:00~16:00
場所 大津商中三楽ビル8階会議室
費用 無料
講師 前滋賀産業保健総合支援センター副所長 労働衛生コンサルタント 労働基準監督官 吉川 昌毅
内容

 労働安全衛生法は血塗りの法律ともいわれる。次々と出された法規も欠陥の修復を狙って制定されてきた。この実戦的経験的アプローチから安全衛生の高レベルの発展に寄与してきたことは間違いない。しかしながら、この法の強さは、弱さの源ともいえ、課題に自律的に立ち向かう姿勢を失わせてしまった。
 法で定めた措置義務を守っているだけでは、労災を無くすことはできない。本研修は、日本企業が従来の法遵守型のハザードコントロールから労使のリスクコミュニケーションを意識した自律的管理へ移行できるよう、今回の法改正の背景をまとめ、企業で専門的助言を行う産業医の先生向けにご紹介したい。

1 背景:  自律的管理するということ
  ローベンスレポート、胆管がんの事例紹介等
2 理解: 指導者として心がけること
  化学物質の自立的管理にかかる指導のポイント
3 実践:  化学物質の自律的管理に必要な知識(確認テスト)
  胆管がんの事例の検討(数理モデルとCREATE-SIMPLEの適用例)

定員 28名

定員に達したため、受付終了となりました