厚生労働省では、慢性疼痛について、痛みセンターを核とし地域の医療機関と連携した診療モデルの実践や人材育成、慢性疼痛診療の普及・拡大を目的として令和４年度慢性疼痛診療システム普及・人材養成モデル事業を実施しています。
慢性疼痛診療システム普及・人材養成モデル事業―近畿地区―では、慢性疼痛患者の診療に携わる先生方を中心に、医療従事者同士の円滑な診療ネットワークを構築すること、地域医療機関の医療従事者のみならず介護従事者も対象に、痛みの診療やケアに関する知見・知識を広げる「医療者教育セミナー」の開催、慢性疼痛診療に従事することが期待される医療者が見学・研修を行うことの、２つを柱として、活動を行っています。今回のセミナーの内容は、

　1）「令和4年度慢性疼痛診療システム普及・人材養成モデル事業‐近畿地区‐」　～産業医との連携推進に向けて～
　　　福井聖（滋賀医科大学医学部附属病院ペインクリニック科教授、学際的痛み治療センター長）

　2）長時間座位による腰痛と人間工学的予防対策
　　　榎原毅（産業医科大学産業生態科学研究所人間工学研究室教授、作業関連性運動器障害研究会代表世話人）

　3）痛みを抱える人に対する就労支援～集学的痛みセンターの取り組み～
　　　高橋紀代（千里山病院集学的痛みセンター、篤友会在宅医療センター医師）

となります。

　　日時　令和4年12月10日（土）15：00～17：10
　　滋賀会場：滋賀医科大学臨床講義室3　定員100名
　　大阪会場：堺市産業振興センター会館セミナー室４・５　定員90名
　　オンライン配信あり。

＊産業医単位取得希望の方は、申し込み時に認定番号の入力が必要です。オンライン配信については単位取得できません。

チラシ　http://painkinki.html.xdomain.jp/seminar2022/221210_flyer.pdf
申込先　https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfcCI7HnXQCIIdifNlSYtH5TkoZ625VH0k3Zf8ahRZh0D34PA/viewform

情報提供元：慢性疼痛診療システム普及・人材養成モデル事業　―近畿地区―
　　　　　　事務局　滋賀医科大学医学部附属病院ペインクリニック科

お問い合わせ： pain@belle.shiga-med.ac.jp (事務局（滋賀医科大学麻酔学講座内）)