支援センターについて

 本格的な高齢化社会の到来、産業構造の変化等、労働者を取り巻く環境が変化する中で、一般健康診断の結果、脳・心臓疾患につながる所見を始めとして何らかの所見を有する労働者は、5割近くまで達する状況で年々増加しています。
 最近の厳しい経済情勢の中で就労に伴う疲労やストレスの増大を訴える労働者の割合も増加しており、過重労働による健康障害防止・職場におけるメンタルヘルス対策及び喫煙対策等が社会的関心を集めています。
 滋賀産業保健総合支援センターは、平成11年度より就労者の健康確保を図るため、産業医・衛生管理者等、産業保健関係者、関係機関を支援し、産業保健活動の一層の活性化を図る拠点として活動しています。
 産業医をはじめとする産業保健活動に従事しておられる方々のご利用をお待ちしております。
 また、産業保健総合支援センター地域窓口(地域産業保健センター)では常時50人未満の労働者を使用する事業者等の皆様に、健康診断の結果についての医師からの意見聴取や長時間労働者に対する面接指導、個別訪問指導等を実施します。

窓口相談・実地相談

 産業保健に関する様々な問題について、豊富な経験をもつ専門スタッフがセンターの窓口または電話・FAX・メールにて相談に応じ、解決方法を助言します(詳しくは相談のご案内をご覧下さい)。
 また、職場巡視等の実践的活動については、専門スタッフが現地に赴いて相談に応じ、具体的な方法を助言します。

情報の提供

産業保健活動を情報面からサポートしています。また、デモンストレーション用作業環境測定器等の機器の貸出しを行っています(詳しくは利用ご案内をご覧下さい。当サイトから貸出予約できます)。

研修

産業医・産業看護職・労働衛生管理者・労務担当者・事業主等の方々の産業保健に関する専門的かつ実践的な研修を実施しております。
(詳しくは下記または研修・セミナーのご案内をご覧下さい)。

広報・啓発

 職場における産業保健の重要性を事業主の皆様に正しく理解していただくため、事業主向けのセミナーを開催、産業保健に関するリーフレット、チラシを配布するなど広報・啓発を行っています。

調査研究

 滋賀県内の産業保健活動に役立つ調査研究を実施し、その結果を各種の説明会や研修に活用する等、産業保健活動に反映させています。
(詳しくは産業保健調査研究をご覧下さい)。